入社を決めた動機は3つあります。
まず一つ目が、Canonのブランドイメージです。質が良く高精度の物を製造している会社という印象が強く、自分もその現場で働きたいと思ったことです。
二つ目は、実力主義です。実力を付けるためには、常に勉強をし、スキルアップを図っていく必要があり、社会人として自分自身が成長していける会社だと思ったことです。
三つ目は、会社説明会と工場見学会に参加した際の社員みなさんの真剣に働く姿や会社全体の明るい雰囲気に厳しい中にも人の温かさを感じ、とても働きやすい会社というイメージをもったことです。
エアベアリング部品の研削作業を行っています。エアベアリングはハウジング、スラスト、ローターの三つの部品から成り立っていて、すべて1mmの1万分の1(0.1μm)の単位の精度が求められており、丁寧さと慎重さが求められ大変神経をとがらせる仕事です。
加工作業以外の部品を運ぶ時やテーブルに乗せる時も、最大限の注意を払い大切に扱わないとキズが入ってしまうこととなり、常に緊張感をもって取り組む必要のある仕事です。
全神経を集中させ研削作業を行った結果、自分の研削した部品が高精度、きれいに仕上がった時にやりがいや達成感を強く感じます。また、研削作業の経験を積み重ねていく内に色々な知識やアイデアが身に付き、結果、今まで以上に良い加工が出来たときに自分自身の成長が自覚でき、モチベーションアップに繋がっています。
自分の所属する部品加工部門は、エアベアリングの加工から組立・検査・梱包まで行っている職場です。そのため其々の人が行った作業一つひとつが最終的に一つの製品となるため、一人ひとりが強い責任感をもって仕事に取り組んでいるチームワークのとても良い職場です。常に全員が協力しながらより良い製品を作ることを追及している厳しいながらもとてもアットホームな職場です。
休日は家で過ごすことが多く、テレビを見たり音楽を聴いたりしてのんびり過ごしています。
また、同じ課内の先輩方と共通の趣味があり、休憩時間等は、趣味の話で盛り上がることもしばしばあり、会社の中でも毎日楽しく過ごしています。また、この共通の趣味があるおかげで、普段からコミュニケーションがとれていることもあり、仕事面でもお互いに気軽に会話ができ、オンオフ問わずとても良い環境で過ごすことができています。
私は全く初心者の状態で今の職場に配属されました。不安もたくさんありましたが、配属されてからすぐにその不安は払拭されました。それは、上司や先輩方から優しく丁寧に分からないことを1つ1つ教えていただいたことにより、不安が1つ1つ消えていったことによります。やる気とチャレンジ精神があれば、必ず周りの人が手を差しのべてくれます。学生のみなさんも経験がないからとか専門に勉強をしてないからということに拘らず仕事の選択肢を広げてみてはいかがでしょうか。